ロードバイク2年目の散財をふりかえる...

約nヶ月ぶりに更新です。(lim n→∞)

忙しさにかまけて、更新をサボってると段々面倒になってくるという黄金のサイクルにハマってしまい期間が大分あいてしまいました。
まぁ、トラブルに巻き込まれるとこんなもんです(笑)。

そんなこんなでロードバイクに乗り始めて2年弱。
自分も大抵の初心者と同じで最初の1年間はウェアやホイール、その他細々した備品や修理道具を購入し散財したわけですが、2年目ともなると装備も落ち着き出費も一段落するわけ…ないですよね。

そんな、2年目に入ってから購入したものをざっくりまとめてみました。


1.シマノ/RC7: シューズ 



まずはシューズです。

これまではMavicのキシエリを履いてたんですが、ベルクロがイヤになったのでRC7が発売された直後に飛びついてみました。
自分の足は幅広の靴じゃなければ大抵問題ないのですが、試着した中でもこのシューズはフィット感が悪くなく、足の指のまわりの締め付け感も少ないので気に入ってます。キシエリはわりに指先の締め付けがキツめだったので、だいぶラクになりました。

全体的にガッチリ固定されているというよりは、踵から甲回りまでをアッパーで包み込んでカバーしてフィット感を出し、指まわりはちょっとルーズにしている感じ。タイトフィットが好きな人には合わないと思います。

あと、BOAダイヤルはいいですね。走行中にちょっと緩めたり、締めたりが簡単にできるので、ロングライドのときには非常にありがたい。これだけでもベルクロから乗り換えた価値はあります。

2.RIDEA/POWER RING 52-36T+-2T:チェーンリング


人間工学に基づいた… とか、疲労がn%軽減… とか、そういう言葉に弱いんです、自分…

なので、結構前から非真円チェーンリングが気になっていたのでつい買っちゃいました。
非真円になることで気になっていたフロント変速も特に問題ないのはいいんですが、ぶっちゃけ非真円と真円の違いがよくわからん…

もう装着して3,500Km弱走ってますしブルベにも出てますが、特に違いがないというか…「良い点もないけど悪い点もないから普通に使える。」という感じです。
真円に戻したときに違いがわかるのかもしれませんが、まぁ、困ってないのでそのままつけておきます。
よく聞かれるのは「ペダリングの仕方を変える必要があるかどうか。」というところですが、特に気にしなくて良いかと思います。ふつうに1-3時に踏んで、あとは邪魔にならないように上死点までモモを引き上げるイメージで問題ないですよ。

費用対効果を気にする人にはオススメできないアイテムですね(笑)。

3.CATEYE/VOLT1600:ライト

300Km以上で夜間ライドがあるブルベに備えて購入。
サイコンはいまいちですが、ライトはCATEYEが鉄板です。
VOLT800だけだと夜間走行には心許ないのでAmazonで安くなってたタイミングで購入。

ただ、ブルベで活躍する前に振動でレックマウントのライトマウントごと地面に落下、ボルトが紛失したため取り付けできず、おまけに本体に大きな傷。という悲しい状態に…
まぁ、傷は深いけど壊れてなかったのがラッキーと思って次のブルベで使います。

4.Zipp/Service Course SL-70 ergo:ハンドル


なるべくショートリーチ。ドロップはそれなりにあってもいいかな…
と、思うとほぼこれ一択。70mmのショートリーチなのにアナトミック形状。おまけに付けてる人少ない。下ハン持ったときのブレーキレバーの遠さもそんなに気にならない。個人的にはいいことずくめのハンドル。

ハンドルは人それぞれ好みがあるので万人にオススメするものではないですが、悪くないハンドルだと思います。
個人的にショートリーチのメリットはブラケットと上ハンの距離が近くなり、どちらを握っても重心が大きく変化しないところだと思ってます。
リーチ長めだと登りのときにブラケットから上ハンに移動すると、持ち替えたときに後ろ荷重になってツラくなる…のではないかとの推測でこれを選んでます。
まぁ、個人的には上ハンを握るのは気分を変えたいときなので、それで重心変化するのはイヤだなってことが大きいです。

(素人が適当に言ってるので、正しくはそうじゃないのかもしれません…)

5.Fabric/Scoop Flat Elite: サドル

去年転んだライド(2016年3月!!)のときから、ずーーっとアリオネのテストサドルを借りていたのですが、さすがに気が引けてきたので購入。
(お店の人は「いいよ、借りてても。」とは言ってくれてたのですが…)

そのままアリオネでも良かったんですが、なんとなく試したくなったのでScoopのFlatに。
セッティングは座面の前部と後部がフラットになるように。
アリオネほど前後位置の自由度はないですが、ベースがしなるせいか乗り心地は悪くないし、ペダリングのときに内腿が擦れることもなく快適性が高いサドルです。

あと、掃除がしやすい。これ最高。
サドル表面の素材も耐水性あるし、ベース裏面がフラットなため泥はねも簡単に水拭きで落とせる。
この掃除のラクさは一度経験すると、後戻りできない(笑)。

テストサドル置いてる店はまだ少ないですが、値段もそんなに高くないので比較的試しやすいサドルです。

6.Pas Normal Studios/Winter Jersey,Navy:冬物ジャージ

シンプルなデザインの冬物ジャージが欲しかったのでポチッと。シンプルなジャージとしてはRaphaも良いんですけど、着てる人が多過ぎて…

サイトの写真より実物は明るめの色合い。特に袖は綺麗な青色でした。うーん、もう少し暗めの色合いが良かったな。
冬物ジャージとしてはなかなかの性能で、これ+ジオラインLW長袖+DrynamicMesh7分袖の組み合わせで関東の冬はいけました。気温帯だと-3~5℃くらいまで。
1月の埼玉200ブルベもこの組合せで走り切りましたしね。

難点はジャージのバックポケットが大きく、iPhone7 plusがすっぽり入ってしまうくらい高さがあるのでモノが出しにくいのが難点。日本でPNSジャージを取扱かってるCYCLE CUBEさんで話を聞いたときも「このポケットがいけてないってのは各国から上がってる。」とのことなので、今期モデルは見直されているかもしれません。

あと、海外通販で初めて関税を取られました。そのせいで妻から値段に対してあらぬ疑惑をかけられたりして、大変でした。

7. Deda/Zero100 シートポスト

シートポストは…なんで変えようと思ったんだろう。Amazonで見てたらなんとなく欲しくなったので買ってしまった系ですね。
ただ、実際は変えて良かったと思えるパーツでした。

Zero100はアルミのシートポストですが初期装備のFSAのシートポスト(Wilier標準なので、おそらくゴッサマ)より振動吸収がよく、アスファルトから来る細かい振動が結構軽減できました。その結果、ロングライド後半でのサドルに触れている部分の痛みは少なくなり、頻繁にサドル位置を変えることがなくなりました。
ロングライドの後半で疲れているときにサドル位置を微調整するのって割にキツいんですよね。それが少なくなっただけでも価値はあったかと。

カーボンにしたらもっと振動吸収性が高くなる…はずですが、サドルバッグやらテールライトやらをシートポストに付けるとキズが入るので、とりあえずはアルミでいいかな。

8. Solestar/Kontrol インソール




2年目で購入したモノで一番ヒットなのはこれ。

値段(1.5万)を考えるとなかなか手を出しにくいんですが、このインソールを入れてからペダリング時の膝の左右ブレがおさえられ、長い距離を走ってもペダリングが安定するようになりました。疲れたときって結構ペダリングが乱れてたんですが、このインソールを使ってからそこらへんが気になることはなくなりましたね。

うまく言葉で表せないのですが、踵とくるぶしの内側、土踏まずに至る箇所をサポートし、踏み込み時に軸を安定させてペダルをまっすぐ踏めるようにしてくれる感じ。ベースはカーボンでできているので適度な硬さがあり、踏んだときに沈みこんだ感じや、拠れた感じがしないのもGoodです。

正直なところ、もうこれなしだとちょっとツラいなと思うくらい重要なアイテムとなってます。
ランをやってときにインソールの重要さはわかっていたつもりですが、なかなかどうして…
インソールでこんなに変わるんだなと再認識させられました。
値は張りますが、個人的には費用対効果はかなり高いです。

9.振り返ると…

2年目になると大きな買い物(??)はないものの、ライド時に気になるところが明確になってきて、ある程度購入するものが絞れてくる感じです。
特に手足、尻が触れるところに関してはいろいろ好みがでてくるのではないでしょうか。
自分のライドスタイルや乗り方の方向性が固まり、どのようなパーツがあうのか、実際つけてみたらどうなのかを試行錯誤するのが2年目以降の買い物スタイルなのでしょう。

もちろん、無駄な買い物もあるとは思うんですが、その時は懐しい歌の歌詞を思いだして忘れることに…

振り返るな、振り返ると終わり。この世はそんなもの。(スターな男/ユニコーン)


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